月: 4月 2018

通訳は単語単語でどうにかなることも

通訳ということをやったことがあるでしょうか、といえば大抵の人はNoと答えるのですが実際問題として英会話教室に通っていなくても英語など外国語を喋ることはそれなりに機会としてはあります。ちょっと道を教えただけでもそれは十分に通訳をしたと言えることになるでしょうから、私は行ったことがあると答えることがあります。さて通訳なのですが意外とどうにかなるのが単語の組み合わせで説明しようとすることです。日本語のようには通じないことも多いのですが単語単語を発音していくことによって、相手もこちらが何を言いたいのかそれなりに分かることになります。

通訳と言うにはあまりにも稚拙なことではありますがそれでも十分にメリットがあるやり方と言えるでしょう。日本語のように単語を発生していけばそれなりに意味が通じることではないという主張もあるのですが、実際そんなことはなく、意外と通じることがありますから不安にならずに道端に困っていそうな外国人がいたら話しかけたりすると良いでしょう。ちなみに海外でそんなに日本人が道を聞くのを外国人にしたりすることはないのですが外国人は割とどんどんやってきます。

イタリア在住で、たまに通訳を引き受けています。

通訳するには、ネイティブ並みの英語力以外に日々新しい知識の習得が必要だと思います。私はイタリア在住で、出産前は、ホテルや免税店に勤めていました。ホテル勤務時は、日本のお客様の通訳をお手伝いすることが多々ありましたが、同時通訳は本当に神経使う仕事ですね。

私の場合は、商談や会議など専門ものではなく、お客様がレストランで注文する際や、ツアーを予約する、ホテルスタッフへリクエストや苦情がある時の通訳でしたので、日常的に使用する語彙で間に合いましたし、お互い言うことをゆっくり理解してから説明できたので、それ程大変ではありませんでした。

しかし、何度か、観光ガイドさんに付いて通訳した時は、次から次へと出てくる美術や絵画、建築関係の専門用語に大変な思いをしました。通訳するには、言語以外にも様々な知識がないと成り立ちませんね。逆に、知識あれば、言語がそれ程でなくとも可能な場合も多いです。

日本語の語彙も豊富でないとダメだと気付き、それからは様々な分野本を読むようにしています。1番苦労したのは、礼拝の通訳とバチカン美術館でのガイドさんの通訳でした。礼拝には日本でも出たことがないので、一体どのように訳すのか分からず苦労しました。聖書の引用なども知識がないと難しいですね。

クラウドソーシングサイトでの翻訳の経験

私はクラウドソーシングサイトで、少量の翻訳の仕事をしたことがあります。翻訳の仕事をしようと思ったのは、英語の語学学校に留学経験があり、その英語力を生かしたいと思ったからなのですが、翻訳の仕事を在宅でするにあたって、クラウドソーシングサイトは、とても便利でした。
少量の翻訳をしてみたのですが、クラウドソーシングサイトでの翻訳の仕事は、やはり競争率が激しいと思いました。これはなぜかというと、こういったサイトで、依頼されている仕事は、簡単な翻訳の作業が多くなっています。このため、それほど英語力が高くなくても、翻訳をはじめることが出来るようになっています。このため、経験が豊富でなくても作業をする事が出来るので、翻訳をやってみたい方が、仕事を請け負うことが出来ます。このため、どんな作業も結構な提案者がいて、競争率が高いと感じました。
少量の翻訳ですが、やはり難しい翻訳の仕事となると、競争率はそれほど高くなくなり、応募者なども少なくなっています。
特に、日英翻訳でも専門分野の翻訳だったり、日中翻訳など、中国語が堪能でなければならないスキルが必要な翻訳の仕事は、それだけ需要が高くなり、単価なども高い傾向があると思いました。このため、これから翻訳をするのであれば、こういった分野の勉強をしていくことが大切だと感じました。
こういった少量の翻訳ですが、とても簡単な仕事もあれば、難しい翻訳の仕事もありました。このため、文章量は少なくても、ある程度の経験だったりスキルがなければ、上手く翻訳することができないと思いました。失敗を繰り返していかないと、やはり良い翻訳は出来ません。このため、短い文章だから簡単というわけではなかったと思います。
少量翻訳の場合には、翻訳しやすいと思われがちですが、経験がものをいう部分もありますので、少量でも、内容によってはとても悩んで翻訳をしなければならないこともたくさんあると思いました。翻訳はとても奥が深い仕事だと思います。

外国語の通訳では細かい所を切り捨てている

本職が外国語の通訳というわけではなく、どちらかといえば外国語の文書の翻訳を時々行なっている者です。しかしたまーにイベントなどで、外国語の通訳を頼まれたりするわけですが、もう脳みそフル回転という状態になりますね。

とはいえ、高度な英語の通訳ではなく、テーブルで外国人が楽しく雑談するための通訳なわけなのですが、しかし普段は外国語の翻訳の方をしていますので、やっぱり慣れないなーと思います。だって、ネイティブの英会話の通訳の場合ですと、ものすごく切り捨てますもん。

それはまあ、私の英語レベルが拙いからだと言ってしまえばそれまでではあるのですが、しかし英語の文書翻訳からしますと、英会話の通訳では訳していないところが多くて、気になるといえば気になるわけです。しかし外国語の通訳が本業の人に言わせてみれば、「まあそのぐらいでいいんでしょ」とうことですから、そんなものかなーとは思っています。外国語の通訳は大筋で合っていればいいのかと。

いや、もっと高度な英語レベルになりますと、瞬時にニュアンスもバッチリで訳せるようになるのだとは思いますが。

検査報告書の翻訳作業をした際の経験

仕事で外国人の上司や同僚のサポート役をしていた際に、上司が飼っていた愛犬が亡くなってしまいました。上司はとても嘆き悲しんで、愛犬が亡くなってしまった原因を追究するために、動物病院にお願いして、原因の可能性のある臓器を取り出してもらって、解剖検査センターに送りました。

そしてしばらくして、その検査報告書が届いたのですが、もちろんその記述はすべて日本語でしたので、英語に翻訳を行いました。ビジネスの英語は習得していますが、検査内容は日本語で読んでも理解が難しいものでしたので、まずは日本語で説明してある医療用語などについて調べました。

そしてその後にそれを翻訳しようとしたのですが、英語の医療用語には精通していないため、かなり手間がかかってしまいました。まずは日本語で記載されている単語(病名や細胞の種類など)の1つ1つを翻訳ソフトを使って調べました。それをつなげて英文を作成してみましたが、専門用語が多いため、その英文がちゃんと意味を成すものか、日本語で記載された検査報告書の内容とずれがないかどうかを確認した方が良いと思い、一文ずつ翻訳ソフトで確認を行いながら、翻訳作業を進めて行きました。

よく使用する翻訳ソフトは、Google,Excite、そして英辞郎です。文章を日本語から英語、英語から日本語に翻訳する際には、GoogldとExciteの両方を併用してチェックすることも多いですし、単語を掘り下げて調べたい場合には英辞郎を活用しています。英辞郎はただ訳すだけではなく、調べる単語に関連する情報も一緒に見れるので勉強になりますし、語彙を増やすのに役立ちます。

通常の翻訳より時間はかかりましたが、何とか英文に翻訳することが出来たのですが、情報が情報だけに上司に渡す時にはちょっと躊躇しました。でも、日本語から英語に医療用語を翻訳した検査報告書を見て、上司は納得してくれたようでした。ただその結果報告に関する質問があったので、後日、一緒にかかりつけの動物病院に行って、検査報告書の内容の再確認と、上司の質問などの通訳作業も行いました。ちょっと手間はかかりましたが、上司のために翻訳することが出来て、自分の勉強にもなりましたし、やって良かったと思いました。

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