専門知識を持つことは翻訳家としての強み

将来、翻訳で生計を立てて行こうと考えている人は、まず自分の得意な専門分野を持つことです。例えば医療に従事している人なら、あらゆる医学に関する知識、専門用語、新しい技術に関するワードなど、実際に医療業務に従事している人でないと知らないような知識を日本語と英語、そしてまた別の言語と3か国語知っていると、仕事として生計をたてていける可能性が高まります。また、自分の翻訳を気に入ってくれた企業や依頼人と密に連絡を取り合い、こんなことも翻訳できる、この分野の翻訳経験もありますというように常に自分が自己研鑽していることを売り込むことも大切です。

インターネットが社会や人間の生活をコントロールし始めているこの時代、何といってもスピードが物を言います。人間に翻訳を依頼するとどうしても時間がかかるので翻訳アプリと同時使用で翻訳を行う企業が増加しています。しかし、アプリはアプリなので人間しかできない細かいチェックや語彙の用い方などどうしてもうまくできない箇所も出てきます。そこで、常に時代の流れにアンテナを張り、今世間は何に注目を浴びているのか、これから社会はどういう方法に進んでいこうとしているのか、時代の先を読み取り必要とされる知識とボキャブラリーを増やしておく努力が必要です。そうすることで、いざという時に頼りになる翻訳家として認められ、信頼感を得ることができます。

またマイナーな言語を勉強しておくのも何かの時に強い武器となってくれることがあります。時間があれば、あまりまだその言語を本格的に翻訳できるプロが少ない言語を話す国に住んでみて、言葉や文化、歴史を学んでおくといざそのマイナーな言語の翻訳の仕事があった場合、自分の強みになります。そして何より翻訳するにもネットを使いこなせる技術も大切です。世界中どこに行ってもコミュニケーションが取れるよう、日頃からオンライン英会話やパソコンの様々なアプリの使用方法を習得しておく必要があることは言うまでもありません。